詰め物・被せ物

詰め物・被せ物

DENTAL PROSTHESIS

詰め物

詰め物には、プラスティック(レジン樹脂)や金属(銀合金)があります。用途は虫歯の大きさや場所により使い分けます。
そもそも歯の色は白いですので、できるだけ白い材料で詰めて元に戻したいところですが、白い材料となるとプラスティックしか選択肢がありません。
プラスティックは強度と耐久性に弱点がありますので、小さな虫歯、そして360度周りに歯の壁があり咬合圧から守ってくれるケースに適応されます。たとえば、歯の根元だけであったり、咬む面の溝だけであったりする場合です。

一方、歯と歯の間とか、歯の頭に及ぶ虫歯の場合は、強度と耐久性の観点から金属で治療することになります。金属は銀色ですから治療後には審美的な問題が生じます。また金属アレルギーの問題も生じます。
そして一番重要なのは、型を取って作りますのでどうしても技工過程での精度の問題が生じ、微小な隙間から虫歯の再発が起きてしまうリスクを伴うことはやむを得ません。

被せ物

被せ物には、金属(銀合金)やレジン前装冠(銀合金にレジンを貼り付けた物)やレジン冠があります。どれも型を取って作りますので精度の問題は避けられません。レジン冠はプラスティックですので強度と耐久性の問題も生じてしまいます。


基本的に、詰め物、被せ物は消耗品として数年で作り替える前提で考えていただければ安心納得ができるかと思います。

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